モンゴルで初のデジタル・ヒューマニティーズ学会を共催しました

当研究所がEUのARTESTプロジェクトと共同開催した、モンゴルで初の国際デジタル・ヒューマニティーズ学会(2024/11/7)が盛況のうちに終了しました。

デジタル・ヒューマニティーズとデジタル文化遺産に関するモンゴルとEUのプロジェクトに関する様々な取り組みが紹介され、活発な議論が行われました。

当研究所からは、永崎主席研究員が基調講演を行い、SAT大蔵経テキストデータベース研究会におけるTEIガイドラインとIIIFへの取り組みを通じたアジアにおけるDHの連携の重要性について発表しました。

 

会場となったモンゴル国立大学

会場前の廊下壁面にあるチンギス・ハーンの肖像画

 

『人文情報学月報』第159号を発行しました

2024年10月31日に『人文情報学月報』第159号を発行しました。

人文情報学月報第159号

前編

https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=112&h=true

後編

https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=113&h=true

 

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https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=dhm&task=regist

カリフォルニア大学バークレー校で開催されたAIと仏教学シンポジウムで招待講演をしました

2024年10月18~19日、カリフォルニア大学バークレー校で開催されたAIと仏教学のシンポジウム(AI and the Future of Buddhist Studies / Events at UC Berkeley)に永崎主席研究員が招待され、SAT大蔵経テキストデータベース研究会におけるAI活用の取り組みについて講演を行いました。

シンポジウムは、世界中からAIと仏教学に関する研究に取り組む方々が招かれ、活発に議論が行われ、大変盛況なものとなりました。

 

会場となったDwinelle Hall

会場の様子

 

TEI2024国際会議に参加しました

2024年10月7~11日にブエノスアイレスで開催されたTEIカンファレンスに、当研究所から下田主席研究員、永崎主席研究員、王研究員が参加しました。

TEIに関する最新の研究動向について情報収集するとともに、それぞれ発表を行いました。

また、永崎主席研究員は、East Asian/Japanese SIG の議長として、会員総会において、日本におけるTEIに関する活動の報告をしました。

 

会場入口のポスター

サルバドール大学の附属博物館での基調講演の様子

 

『人文情報学月報』第158号を発行しました

2024年9月30日に『人文情報学月報』第158号を発行しました。

人文情報学月報第158号

前編

https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=110&h=true

後編

https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=111&h=true

 

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『人文情報学月報』への登録

https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=dhm&task=regist

『IIIFで拓くデジタルアーカイブ』が刊行されました

当研究所の監修により、Webコンテンツの国際的な相互運用のための技術的な枠組み、IIIF(International Image Interoperability Framework)に関する総合的な解説書『IIIFで拓くデジタルアーカイブ』が刊行されました。

2011年にスタンフォード大学、オックスフォード大学、英国図書館、フランス国立図書館等、有力な各地の研究図書館から成るグループによって開始され、2016年頃から日本でも普及し始めたこの規格は、いまや国立国会図書館や国文学研究資料館、東京大学や京都大学、慶應大学、早稲田大学等、各地の機関によって採用されています。この規格に準拠することで、Webで公開したデジタルコンテンツの活用可能性が大幅に広がることから、それを活かした二次利用コンテンツも様々に作成されるようになってきています。

本書は、このようなIIIFの経緯や背景、活用事例、そして、IIIFに対応したシステム構築やツール開発のチュートリアルも用意しています。デジタルアーカイブ等のWebコンテンツをより広く深く活用したいという方はぜひ本書をご覧ください。

なお、本書は、紙媒体で刊行しておりますが、近年の学術界全体におけるオープンサイエンスの流れに鑑みて、オープンアクセス(CC BY-SA)のPDF版もご用意しております。こちらもぜひご活用ください。
https://bungaku-report.com/iiif.html

 

一般財団法人人文情報学研究所(監修)大向一輝/永崎研宣/西岡千文/橋本雄太/吉賀夏子(編)『IIIF[トリプルアイエフ]で拓くデジタルアーカイブ コンテンツの可能性を世界につなぐ』(文学通信) - 文学通信