『人文情報学月報』第151号を発行しました

2024年2月29日に『人文情報学月報』第151号を発行しました。

人文情報学月報第151号

前編

https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=96&h=true

後編

https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=97&h=true

 

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ピッツバーグで開催された国際会議にて発表しました

2月2~3日、米国のピッツバーグにあるカーネギー・メロン大学で開催された国際会議、Unicode and the Humanitiesに、永崎主席研究員と王准研究員が参加しました。
この国際会議は、表題のとおり、文字コードの国際標準規格であるUnicodeについて、人文学の立場から検討を行うもので、この問題に関心のある人文学研究者と、Unicode協会で活躍するマイクロソフトやアップル等のエンジニアやUCバークリーのSEI (Script Encoding Initiative)のメンバーが参加して議論が行われました。
永崎と王は、SAT大蔵経テキストデータベース研究会における仏典外字のUnicode符号化に関する活動の経験を通じ、コミュニティ標準を確立させる重要性と国際標準とそれを関連付ける必要性や、持続可能性を高めるための方策を提示しました。
 
議論の形式としては、プレゼンテーションを順番に行っていくという通常の形式ではなく、事前に参加者全員が論文を提出して会議の前にお互いにすべての論文を読んでおき、集まってからは各人の論文を題材にしてひたすら議論を行うというものでした。
ファシリテーターの巧さや参加者達が議論に慣れているといったこともあり、全体としては建設的で有益な議論が行われたように思われました。近年、少し見られるようになってきたもので、今後一つの主流になっていくのかもしれません。
 

会場の入口に貼られたポスターの写真

『人文情報学月報』第150号を発行しました

2024年1月31日に『人文情報学月報』第150号を発行しました。

人文情報学月報第150号

前編

https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=94&h=true

後編

https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=95&h=true

 

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『人文情報学月報』第149号を発行しました

2023年12月31日に『人文情報学月報』第149号を発行しました。

人文情報学月報第149号

前編

https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=92&h=true

後編

https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=93&h=true

 

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11/18に当研究所が共催した国際シンポジウムが日本経済新聞に採りあげられました

11/18に当研究所が共催した人文情報学(デジタル・ヒューマニティーズ)の国際シンポジウムが、12/5付けの日本経済新聞電子版に採りあげられました。

記事中にもあるように、本シンポジウムは、欧州連合(EU)加盟国を中心につくる組織「汎欧州人文・芸術デジタル研究基盤(DARIAH)」のディレクター、Toma Tasovac氏を招聘した基調講演に続き、国内からの研究者による講演、さらには、DHに取り組む32の研究組織からのポスター・デモンストレーションの出展があり、大変盛況なものとなりました。最後は、当研究所主席研究員でもある下田正弘東京大学名誉教授の閉会挨拶により締めくくられました。
 

当研究所によるポスター発表

下田正弘主席研究員による閉会挨拶

 

デジタル辞書の構造化に関する国際ワークショップを開催しました

11/17、当研究所の主催により、東京ビッグサイトにて、デジタル辞書の構造化に関する国際ワークショップを開催しました。

このワークショップでは、当研究所が招聘したDARIAH DirectorのToma Tasovac氏がco-chairとして策定しているデジタル辞書の構造化ガイドライン、TEI Lex0を手がかりとして、国内外のデジタル辞書の構築に取り組む日本の若手研究者が集い、それぞれの取り組みを紹介し、議論を行いました。日本の古辞書や大蔵経に含まれる辞書、そして日本の方言やコプト語など、様々な辞書を対象とした多様で建設的なディスカッションが行われました。

Toma Tasovac氏を中心としたディスカッション