2018年9月9日から13日にかけて日本デジタル・ヒューマニティーズ学会(Japanese Association for Digital Humanities / JADH)の年次学術大会およびText Encoding Initiative (TEI)の年次学術大会が共催のかたちで、一橋講堂にて開催されました。当研究所は両学術大会の後援にあたるとともに、主催者である人文学オープンデータ共同利用センター(Center for Open Data in the Humanities / CODH)および東京大学人文情報学拠点を支援するかたちで学術大会の運営にあたりました。
両学術大会が共催するかたちで行われた基調講演には、国文学研究資料館館長・東京大学名誉教授のロバート・キャンベル氏、アムステルダム大学のJulia Noordegraaf氏、メイヌース大学のSusan Schreibman氏が登壇し、それぞれ講演をされました。さらに、下田正弘氏(東京大学教授、本研究所連携研究員)を交えたパネルディスカッションも行われ、活発な議論がなされました。
5日間にわたって行われた国際学会には海外より100名ほどの研究者が参加し、国内からも150名ほどの研究者が参加して、口頭による研究発表・パネル発表およびポスター発表などが行われました。特にTEIの年次学術大会がアジア圏で開催されたのは初めてのことでありましたが、盛況のうちに幕を閉じました。