5月20日、ハンブルク大学において仏教学研究の傍ら仏典テクストデータの視覚化(visualization)に取り組んでいる大学院生Sebastian Nehrdich氏が来所され、当研究所の研究員達と、双方の仏典デジタル研究に関する情報交換を行いました。
サンスクリット語の連声の自動切り分けからチベット語仏典とのリンクに取り組みつつ視覚化も様々に試行している氏の研究と、当研究所で取り組んでいる最中の漢文大蔵経・チベット大蔵経などのリンクと視覚化についての試みとの情報交換は、今後の協力関係の可能性も含め、意義のある議論になりました。