「人文科学とコンピュータ研究会発表会」参加報告

2019年5月11日(土)、京都大学人文科学研究所において、人文科学とコンピュータ研究会主催による「第120回人文科学とコンピュータ研究会発表会」が開催され、永崎主席研究員と宮崎研究員が参加しました。永崎研究員は、「国際的な画像共有に基づくデジタル学術編集版の構築 SAT大蔵経テキストデータベースの事例を通じて」という発表を行うとともに、企画セッション「人文科学とコンピュータ分野における研究資源と情報技術を考える」での5分ずつのショートプレゼンテーションにおいて、日本の哲学・思想分野のデジタル研究資源について紹介を行いました。

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年間3回開催されるこの研究会では、例年この時期に学生・大学院生限定のポスターセッションを「学生セッション」として設け、この分野での取り組みを始めた若者達に各地の研究者が色々な視点からアドバイスを提供するという取り組みが行われています。今回もポスター発表をする学生達に代わる代わる参加者が質問をするなど、活発な義論が行われました。永崎研究員が非常勤講師として指導に協力している東京大学人文情報学拠点からは4組の学生達が発表を行いました。